グラミー賞受賞アカペラグループ「Pentatonix(ペンタトニックス)」からベース担当のAviが脱退

今月13日のニュースはPentatonix(ペンタトニックス)ファンにとっては痛々しいニュースでした。

3年連続でグラミー賞に輝いたアカペラグループ、ペンタトニックスのボーカル・ベースを担当するアビ・カプランがグループ脱退を発表しました。

公式Facebookでは、メッセージと動画が投稿されました。

アビから長文のメッセージが投稿されていたので日本語に訳してお伝えします。

アビからのメッセージ(全文日本語訳)

皆様、こんにちは。
あなたがまだこのビデオを見ていないなら、ショックを与えてしまうかもしれません。
そして、もしあなたがこれを見たなら、これまでで一番伝えたくないことを伝えているビデオだということがわかるでしょう。
今朝、私はPTXから脱退すると発表しました。
この決定をするにあたってとても苦悩しました。
今までの人生で一番難しい決断でした。
理由をお話する前に、私は今までの過去6年間が人生の中で想像を絶するほど忙しい期間であったことを知って欲しいと思います。
普段見る夢以上に、想像できないようなことを音楽を通して達成したり、いろんな場所を見たり、たくさんの出会いがありました。
今まで信じられないほど速いペースで仕事を維持してきたことが、私たちが成功した1つの大きな要因だと思います。
PTXで活動していく中で、この異常なまでのペースはいつも私の悩みの種でした。
家族や友人が私を必要としたり、私が彼らを必要としたりするとき、一緒にいるということは困難でした。
仕事でいっぱいいっぱいになった時や、しばらく時間が欲しいと思う時でさえも、自然に逃れることができない環境がとてもハードでした。
しかし、ずっと私は努力し続け、自分に鞭を打ち続けてきました。
私が自分自身に鞭を打ち、速いペースでやってこられたのは本当に皆様のおかげです。
皆様からインスピレーションもらい、毎日頑張ることができました。一生感謝します。
私はもちろん皆様を愛していますが、これ以上このペースを維持することができません。
私たちのこれまでの実績や、彼らのこれから成功を本当に信じているからこそ、これ以上邪魔するようなことをしたくはありません。
私はこのペースで維持することができないため、私にとって、そしてグループにとって最善の決断をしなければならないまでです。
グループから外れても、私は全力で音楽をやり続けることをここで皆様に伝えたいと思います。
私はこれからも私の声で人を勇気づけていければと思っています。
皆様が私の決断を支持し、その気持ちがどこから来ているのかを理解していただきたいと思っています。
いずれにせよ、皆様がこれまで私に与えてくれた全てのことに感謝したいと思います。
私は今まで信じられないほど祝福され、皆様の生活の一部として受け入れられました。
だからこそ、今回私は私自身の声で、私の心からこのメッセージを伝えたいと思いました。
私は皆様を深く愛しています。私は本当に全てに感謝しています。
そして、皆様がご存知の通り、私はまだ告知されているライブツアーでは歌い続けるので、私を見つけたら来て「ハーイ!」と言ってハグしてください。
私はハグが大好きです。

アビより

英語原文引用元:Facebook Pentatonix公式ページ

 

脱退の経緯や、ファンへの感謝の気持ちを語ってくれているアビ。

前々からずっと好きだった僕のようなファンからすると、とても悲しくてたまりません。

大好きなPentatonixとアビにこれからのエールの意味も込めて、僕が大好きなPentatonixのお気に入り曲をベスト5を紹介します。

 

Pentatonixお気に入り曲ベスト5

【Best5】Evolution of Music

11世紀から20世紀の曲に彼らのユニークで先進的なアレンジが加わり歴史を感じさせません。

聞いているだけで虜になります。

 

【Best4】Say Something

原曲はIan Axel(イアン・アクセル)のSay Something。

繊細な曲を独特なアレンジで、より緩急をつけた歌い方があなたを癒してくれるでしょう。

 

 

【Best3】Perfume Medley

日本の歌手ユニット「Perfume」の曲をアレンジしたパフュームメドレー。

ペンタトニックスは日本好きでも知られていて、渡辺直美ともコラボしたりしています。

それにしても、チョコレートディスコでのカースティンの日本語のうまさには度肝を抜かれます。

 

【Best2】That’s Christmas To Me

毎年切なくなるクリスマス。

気温も心も寒くなりがちな季節に温かいハーモニーを注いでくれます。

 

【Best1】Daft Punk

グラミー賞を受賞した曲「Daft Punk(ダフトパンク)」。

初めてSNSで流れてきて再生した時の感動は今でも忘れられません。

アカペラ界に流れ込んだ新たな風。

本当に出会えてよかったです。

 

現在告知されている講演について

幸いなことに現在告知されている5/25からの福岡、名古屋、大阪、東京での来日ツアーでは今のところアビは出演するということが伝えられています。

これが今のメンバーでペンタトニックスを聞ける最後の講演になる可能性が高いです。

ファンの方はお忘れないように。

ペンタトニックスの講演情報はこちら↓
http://ptxofficial.com/tour